起さない、怒らせない、あせらせないがいわゆる三原則です。
あまり早いうちから夜中に起こすことは
成長ホルモンや前述の抗利用ホルモンの分泌を定価させ、
睡眠中の尿をためるメカニズムに影響を及ぼす可能性があります。
まず試みることは寝る前の飲水制限です。
年長児では夜間のアラーム療法(おねしょの出現を知らせる専用のアラームを
用いる治療)を試みます。
音が鳴り始めると尿を我慢する週間をつけ完全に起こすことなく
夜尿を治してゆきます。
ただ家族の協力が必要ですし、治療機器が若干効果ですので実際に最も
多く行われているのは、薬による治療です、点鼻薬や内服液を用います。
内服薬は8割以上の子供に有効でも凡用されています。
まれに心臓や脳神経への副作用があるとされ、欧米では日本ほど使われません。
点鼻薬より安全ですが、内服治療よりそれほど普及していない印象です。
夜の尿がうすくて多い場合に特に有効かつ即効性です、
副作用としては頭痛やむくみがまれにみられます。
おねしょ夜尿症いずれの治療も気長にゆっくりと経過を見て行きます、
おねしょズボンとおねしょパンツを一緒に使うことで
ママもお子様も安心して眠ることのお手伝いができます。