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こどものおねしょおもらしや夜尿症のほとんどは自然によくなります。

昼間のおもらしがあれば膀胱が成熟なことが原因となっている場合が
多くおねしょのみがある場合は脳神経は未成熟な場合が多いです。

年長児になってから出現する症状は何らかの心の問題が
あるからかもしれません。

膀胱は心の鏡であるという言葉があるくらいです。

時にきちんとした検査や治療が必要とされるのは、
尿漏れがひどくなかなか良くならない場合、
おしっこが原因の熱を繰り返す場合尿の出がおかしい場合などです。

 

夜尿症やおねしょで悩む方は一度病院に連れて行きたい
と思っているけど怖いと思っている方も多いかと思います。

検査から治療に至るまで、特に小さなおこさんではご両親などの
保護される方の協力が必要です。

おねしょをするご本人が尿漏れや出の悪さなど詳しく訴えることは
難しいのでご家族、親御さんの観察が貴重な情報になります。

問診と検尿、簡単な診断のみでおおよその診断をつけ、薬物治療などを開始することがほとんどです。

出来るだけ注射や管を入れるような不快感をともなう検査は避けます。

治療効果が不十分だったり、経過が長いとき、あるいは、前に触れたように、
神経系や尿道の以上を疑うときには、尿路のレントゲン検査や膀胱尿道の機能検査などの精密検査を行うことがあります。

検査はできるだけ一回で済むようにします。詳しい検査の前には医療スタッフと
子供が打ち解けられるように、雰囲気づくりに気をつけています。